2006年 09月 22日
珍しく、とか言うのは失礼ですけど。
Bパート、「デビルカード」が非常に好かったです。 Aパートの方は「のび太が100点を取った!」て話ですが。 この話の原作も、結構好きです、ボク。 もののはずみでのび太が100点を取り、それをドラがピーアールなる道具を使って世間に知らせてあげるという話―― て、書くとドラがとても優しい人のように読めちゃうけど、実際にはかなりイイ加減で、一番のび太の100点に興味無いヤツだったりして、そのある種の白けっぷりが好きだったりします。「変ドラ」さん曰く「白ドラ」てヤツすかね。 今回観てみると、実は諷刺精神たっぷりなエピソードなんだなぁ、と気付きましたけど。 のび太本人が実際に言っても信じないが、テレビや偉い人が言うと、とたんに信じてしまう世間。 実在する人間よりも、間接的でしかないメディアの方を信頼してしまう。 何とも皮肉な現象ですが、事実ですからねぇ。いやはや… で、Bパートの「デビルカード」ですが。 「ドラビアブログ」によると脚本:大野木寛、演出:三宅綱太郎とのこと。 うん。ま、知らないけどね。 普段は、短い原作を10分強のアニメにする為、オリジナルの件を入れて尺の調節をしているのに、今回はそれが無かったような… つか、むしろ原作にあった件すらショートカットするような感じでした。 かといって、間延びした演出でもなく。 悪魔のオネエ言葉や、節々にインサートされる原作に無いショットなどが、よりストーリーを盛り上げるのを手伝っていたような気がします。 悪魔が本性を見せる件も、原作よりもハッキリとダークな感じでしたし。 のび太がデビルカードを使っている姿を見て青ざめるしずちゃんなんて、とても好かったです。 原作では、「へー、便利なカードねぇ」ぐらいにしか感じていないかのような顔ですからね。 やはり、「ドラえもん」のお金がらみのエピソードは、どれもエスプリが効いていて、味わい深いモノがあります。あ、個人的には「お金のいらない世界」とか、好きです。F先生のアイディアがサイコーですからね! いやぁしかし、ドラえもんは危険な道具を割と普通に持っていて、しかも警戒感ゼロな感じがステキです。先ごろ手に入れた8巻の「人間製造機」なんて、人類滅亡の危険すらある道具なのに、のび太の部屋に出しっぱなし、というステキ・シチュエーションですから。たまらんね、その抜け目ッぷりが。 そして次回は10/20って、ひと月も空くんですね… さらに、ドラミが再登場… ■
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by tjtype1
| 2006-09-22 20:17
| アニメ
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