2006年 05月 27日
ヤター これで今週一週間毎日記事を書いたぞ。
どーだ、どーだ、してやったりだぞ。いーだろー、真似できないだろー。 いやー、革新的だね。まさか一週間毎日記事を書くだなんて、そんなコト誰も思いつかないよね。そんなタイヘンな事出来る人、いまだかつていないよ、ウンウン。 ――ま、そんなコトはともかく。 世田谷区にあるNHK放送技術研究所なるところに行ってまいりました。 気付くと、そこは砧。 てことは… 東宝撮影所も近いじゃん! ウルトラマン商店街って何処よ?! 東宝大プールは? え?もう無い? はっきしいって、世田谷なんて言っても、練馬区とそう交通の便で言ったら大差ないじゃん。(いや、むしろ練馬の方が良さそうな気も…) 道の判りづらさだって、練馬も負けないぞ! だのに、地価が高いってのは結局そこに高級住宅街があるというそれだけに過ぎないんだろうなぁ… ブランドってヤツなのかにゃぁ…? で、NHK技術研究所ではなにやら一般に技術公開のイベントがありまして、家族に誘われて…つーか運転手で行って来たんですが。 まーなーんでしょね、基本的にあまりに専門的というか。工業高校でもいってないとチンプンカンプン(死語?)とゆーか。 はっきりいって、殆どは視聴者に関係無いですからね。 特に前半は全然食いつかなかったすね、オレは。 だって、テレビの電波送信のルートとか、技術なんてどーでもいいっすもん。 んにゃの、見れりゃイーんだよ、見れりゃ! 電波かIPか、再送信時にチャンネルを変える必要が無いとか、カンケーねーっての! 技術屋の物産展みたいなモン(販売はしてないけど)だから、しかたないだろうけど。 俺が食いつきだしたのは、展示の後半から。 スーパーハイビジョンについて展示し出した辺りからですかね。 スーパーHDは現行HDの四倍の走査線、およそ4000本の走査線だそうです。 巨大スクリーンでその映像を拝見しましたが、たしかにこれは美しいです! スポーツ中継の、観客の顔まで視認出来る高解像度。 HDは、写真が動いたような美しさ、なんて表現されますが、スーパーHDは写真以上に美しいのです。 ますます大女優さんとかは気が気じゃない、感じかもねん。 だ・け・ど―― ん~… まぁ、2011年には地上波完全デジタル化しますし、そのうちテレビは全てスーパーHD化するのかと、思います、たしかにね。 でもね、それは所詮「美しい」てだけなのねん。 カメラの追求として、より上より上を目指すのは当然なんだろうけど… ん~む、あまりにその道が短絡的にも思える… ま、この展示は技術の展示だし、ソフトのことは全然カンケー無いものとして見るべきなんだろうけどさ。正直、オレが知りたいのは、ソフトがどう変わるか、なんだよね。 だから、ただ直進的に上へ登るだけってのは、疑問なの。 PSシリーズみたいに、映像がどんどんキレイになるってのは、確かに凄いと思うんだけど、それってゲームの本質とはあんまり関係無くない?て。 個人的には、ゲームの本質で勝負しようとしているニンテンドー派てゆーか。 SONYも技術屋だからさぁ… あのサイズの「箱」にどれだけのハイ・テクノロジーが詰め込めるのか、そこの勝負みたいになってる気がして。 でも、実際PSは売れてるわけで… まぁ次はどうなるのか微妙な感もありますが… だから、ソフトに生かせる技術ってのが見てえ!! とか思ったら、見つけた。 リアルタイムでCG合成をして、しかもカメラを動かしてもCGがブレない技術。 リアルタイムで写しているブツの立体度を検知して、CG合成できる技術。 高音でも水中でも大丈夫でコンパクトなシリコンマイク。 す、すげー(((゜Д゜;))) リアルタイムてのが、ミソです。つまり生放送でも可能。いや、感心した。 さらに、まだまだ実現性は程遠いと感じた有機ELモニタとか。 有機ELよか、もしかしたら実現が早いのかも、なフィルム液晶モニタとか。 テレビ東京のWBSで見るよりも現実の進行度がわかるね。 ま、ちょいと気になった中には。 視聴者の好みに応じて、番組をダイジェスト化する技術とか。 人間の視覚の注目度を統計して、番組の演出が判り易かったか否かを判定する技術。 ほえ? ( ゚ A ゚ )? いやぁ、あのね、悪いんだけどね。どの情報が自分にとって必要か否かってのはさ、自分で考えるよ。つーか、そうでなくてはならないんだよ!! たとえ、優秀な人工知能が出来たとしても、機械に自分の求める情報の優劣を決めさせたりするなんてのはね、人間が人間であるコトの必要性すら無くなるんだよお! 話がデカクナッテイル! たとえ視聴者の好みというモノに沿っていたとしても、テメーにこの番組を見てくださいなんて言われるようじゃ、脳がカスカスになるんだよ! クェッ! で、も一つ、番組の演出が判りやすかった否かを、数字で出してどーすんだっての! そりゃあ数字で出したら分かり易いよ、データとしてさ! でもそれはさ、かつて偏差値至上主義が蔓延っていた時代に、「道徳」の授業にまで偏差値つけだしたヤツらと、同じようにしか思えないよ、ボクは。 そりゃ、分かり易いのはイイよ。結構ですとも。 だけどね、判りづらい=悪い、では無いでしょ? いや、そういうつもりで作ったわけじゃないんです、と研究者は仰るかもしれない。 でも、点数は上である事にに越した事は無い、という意識が社会から消え去る事が無い限り、データ・数値化するってコトはそーゆーコトになっちゃうのよさね、違う? そーなると、下手に点数を減らさないように同じ演出ばかりになるかもしれない、それこそ危険じゃろうてか。 もち、その技術自体はよく出来とるし、他の活用法の可能性も多いにあるわけで。 だ・か・ら、その活用法だけはしてくれるなよ、マジで。 あぁ~、なんてこった、サラッと簡単に書くだけのつもりが思いのほか長く。 しかも微妙にマジッ気入っているし…
by tjtype1
| 2006-05-27 23:58
| 徒然
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