2006年 01月 24日
あぁ~~…「響鬼」終わっちまったぁ…
全てのモノは、始まりがあり終わりがある。 まして終わらないテレビ番組など無い……でも、ヒビキ達はこれからも魔化魍と戦い続ける。 その世界は、終わらない。 「仮面ライダー響鬼」という番組に関しての総括的なコトは、別の記事で改めて書こうかしらと思うので、ココでは最終回についてのみ思うところをぶちまけようと思います。 あの~~~~~…あんだけ引っ張って、鬼を集合させろとか、世界が…とか言っていた「オロチ」が… この扱いですかい? アバンで終わりかよッ! 一応、先週まで引っ張って引っ張って、サスペンスを盛り上げていたじゃないすか。 で、これ? 浄化作用=カタルシスは? 清め完了→世界が救われた→良かった… は? それが描かれないなら、オロチは何の為に作られたイベントなの? ま、確かに「クウガ」でもダグバを倒す具体的描写は無かったけど… 「クウガ」は好きだし、今ガイドブックのストーリー解説読むだけで泣きそうになってますが、あれが正解だったかどうかは今も良く判らんし… いきなし、「一年後」か… 変わらない様で着実に変わっている一年間… 嬉しかったのは、もっちーがあきらの事を「あきらちゃん」と読んでいたことかしらん。 「天美さん」から、進歩してゐる…。 微妙にプリキュアを重ねるオレ… しかも、あきらがパネルシアターに行っているとな。 両親を殺され、魔化魍達にその恨みと憎しみを抱いて戦っていたあきらを思うと、もっちーとのこの交流がある今ってのは悪くないと思えてしまうな。 鬼を諦めた理由が不明瞭ではあったけど、彼女は自分の居場所を見つけているのですな。 どっちが白で、どっちが黒だろ… と一瞬思ったけど全然当てはまらないじゃんか、もっちーとあきらじゃ…。 結局最後までオレは、もっちー派・あきら派を決められなかったっす。 幼なじみか…ツンデレ(?)か… ヤバイ、長くなりそうだからこれはこの辺で。 洋館の男と女に餌をやる紳士と淑女はちょっと「響鬼」ぽいと感じてしまったス。 元々、クグツがボスかなと思わせておいて登場した男と女なわけで。 さらにフェイクを重ねた感じが。 バラのタトゥの女、0号じゃねえのかよ! みたいなさ。嫌いじゃないね。 一番の不安材料である京介君なんですが、彼は一年経って成長…しているんだよねぇ? 一応、明日夢の事を認める事も出来たし、その心の寛容さは育まれたと解釈してイイのかしら。 でもなぁ、やっぱ判らねえなぁ。 何で、桐谷京介という人物を登場させなければならなかったのか? コレですよ。 結局、「新・旧」問題の象徴が京介なわけだから。 明日夢の心を突っつく為のライバル的存在? しかし、初めはあきらが天才弟子少女ッて事で、明日夢のライバル的存在として出る予定だったとからしいですよ。 確かに、あきらとは仲良くなっちゃったけど、ライバルになれないのかと言えば、そんな事無いだろうし。 あきらを使って、「明日夢は鬼にならないのか?」「鬼になってどうする?」と明日夢の心を引っ掻き回す事も出来たと思うわけっすよ。 それとも、割と早くから明日夢は鬼にさせないというのを決めてたとか? だとすれば、鬼になるもう一つの明日夢という可能性、というパラレル明日夢としての存在が京介って事になるけど。 …にしては感情移入しかねる存在だ。 判らぬ。 何で一番大事な最終回で、こんなに無理くり詰め込もうとしたんだよ。 京介変身体は本当にいる? なんか、明日夢が置いて行かれている様で切なかった効果はあったけど。 もっちー拉致も。 最後の最後でもっちーが魔化魍と接触してくれたわけだけど。 結局その記憶は無い的な感じだけどさ。何故もっちーを… 明日夢が鍛えている事を描く為なのか。 確かに、明日夢が置いてかれているような切なさも、今でも鍛えているという描写もアリだと思うよ。 でも、それが京介変身体ともっちー拉致というカタチがベストかっつーと…無理矢理それを盛り込んだ様でさぁ。 そんな派手なアトラクションじゃなくても、描写出来るし… もっと、一本スジがバシッと決まった余裕のある話が見たかったからさ。 とか書いてるけど、先週の記事にある通り「響鬼」は明日夢の話であり、こうして明日夢の話として終わらせてくれた事には一安心ですよ。 一番大事な部分は護られたって感じで。 まぁ~あきらと同じく鬼にならないという理由が伝わりにくいのは如何せんですが。 「ヒビキさんの真似をするのとは違うっていうか…」 鬼になる=ヒビキさんの真似 か? その鬼になる行為の先を明日夢は見てる筈だろ、ちゃんと。 「人助け」って事がさ。 そのカタチが「鬼」だったわけで。プロセスに過ぎないんだよね。 でも、自分が鬼になる事をヒビキさんの真似と認識してしまう明日夢は、結局鬼になる事を強く熱望していないってわけだ。 ん~まあ、じゃあそれは良しとしてさ… で、何故「鬼」でなく「医学」なのか。 その説明がまたンニャムニャ~~とした感じすか? いや、良いんだよ。 明日夢が「医学」だと言うのなら、それでも。 彼が納得して信じる道を進むのならば。 でも、この一年間、猛士とヒビキに関わって来た明日夢が、この数週関わっているだけの難病少女に感化された方が大きかったのだろうかと…シリーズ全体を俯瞰視した時、やっぱ納得いくかって言ったらいかないのね。 この~納得はいかないんだけど、全てダメとも思えない…「まあまあ」てのが最終回の総評って感じなんだけど。 ヒビキさんと明日夢が夕陽で語るのは(若干納得いかない部分もあるけど)、やっぱ「響鬼」の終わりを飾るカタチはこの2ショットしかないよなと思わせるし、映像は美しいし。 やっぱり明日夢はヒビキの弟子なわけで… ジィ~ンと… 最終回という空気と映像に誤魔化されているのかもしれないけどさ… 終わってしまった… 終わらない物語――「響鬼」 あれ?関東11鬼は? スーツ造形したのに出さないの? もったいなぁ。 ちょっと、ホント…Vシネとかで…その後とか……「音撃戦士 裁鬼」とか… マジで。 「クウガ」映画化よりリアリティ無いかもしれないけど… ⇒響鬼 関連記事
by tjtype1
| 2006-01-24 03:18
| トクサツ
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